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【柴田錬三郎賞とは】 傑作「眠狂四郎無頼控」をはじめ、不羈の想像力を駆使した数々の作品でひろく大衆の心をうち、ロマンの新しい地平を切り拓いた故柴田錬三郎氏の業績を称えて、氏の名を冠した賞を設け、現代小説、時代小説を問わず、真に広汎な読者を魅了しうる作家と作品を顕彰。(集英社 主催・(財)一ツ橋綜合財団 後援)
 第22回柴田錬三郎賞(2009年度)
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『仮想儀礼 上・下』  篠田節子

新潮社  税込 各1,890円

【内容紹介】
すべてを失った男2人が始めた金儲けのための新興宗教。信者たちの抱える闇は、彼らの想像をはるかに超えて深く、教団は狂気に蝕まれてゆく…。人間の弱さとたくましさを描き切る、現代の黙示録的長編サスペンス。
篠田節子(しのだ せつこ)
1955年1、東京都八王子生まれ。東京都立富士森高等学校、東京学芸大学教育学部卒業後、八王子市役所に勤務し、福祉事務所や市立図書館などに配属される。1990年に「小説すばる新人賞」受賞後、作家活動に専念するため退職。異形ホラー小説『アクアリウム』、伝奇サスペンス小説『聖域』、直木賞候補となった医学パニック小説『夏の災厄』、音楽ホラー小説『カノン』、近未来スラップスティック反ユートピア(ディストピア)小説『斎藤家の核弾頭』などを発表。


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『ダブル・ファンタジー』  村山由佳

文藝春秋  税込 1,780円

【内容紹介】
女としての人生が終わる前に性愛を極める恋がしてみたい。夫の支配的な態度に萎縮する日々を送っていた35歳の高遠奈津の性の彷徨が問いかける夫婦、男、自分自身…。「週刊文春」史上最強の官能の物語。
村山由佳(むらやま ゆか)
1964年、東京都出身。立教女学院小・中・高を経て、立教大学文学部日本文学科卒。不動産会社勤務、塾講師などを経験したあと、作家デビュー。『天使の卵-エンジェルス・エッグ』、『おいしいコーヒーのいれ方』はNHK-FM、青春アドベンチャー枠でラジオドラマ化されたほか、『星々の舟』で第129回(2003年上半期)直木賞を受賞した。


 第21回柴田錬三郎賞(2008年度)
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『愛に似たもの』 唯川恵

集英社  税込 1,365円

【内容紹介】
幸せになりたいと願うことはいけないことか。羨望や嫉妬、欲に足元をすくわれ、“不幸”へと落ちていく女たち。人間の愚かさやズルさをストレートに描いたブラックな短編集。「真珠の雫」ほか全8編を収録。
唯川 恵(ゆいかわ けい)
1955年、石川県生まれ。会社員を経て、84年『海色の午後』(集英社)で第3回コバルト・ノベル大賞を受賞し作家デビュー。01『肩ごしの恋人』で第126回直木賞を受賞。


 第20回柴田錬三郎賞(2007年度)
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『家日和』 奥田英朗

集英社  税込 1,470円

【内容紹介】
ネットオークションにはまる専業主婦、会社が倒産し主夫となった営業マン、ロハスに凝る妻に辟易する小説家…。ちょっとズレても家庭は続く。夫と妻の心の機微を軽妙に描き出す、ビター&スウィートな「在宅」小説。
奥田英朗(おくだ ひでお)
1959年、岐阜県生まれ。雑誌編集、プランナー、コピーライターを経て、97年『ウランバーナの森』で作家デビュー。02年『邪悪』で第4回大藪春彦賞を、04年『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞。ほかの著書に『イン・ザ・プール』、『最悪』、『サウスバウンド』など。


 第19回柴田錬三郎賞(2006年度)
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『虹の彼方』 小池真理子

毎日新聞社  税込 1,890円

【内容紹介】
女優・志摩子(48)と作家・奥平(43)がおちた恋。それはとどまることのない恋だった。2人の激しい恋愛と逃避行を描いた作品。
著者初の新聞連載で、最長の小説。
小池真理子(こいけ まりこ)
1952年、東京都生まれ。成蹊大学文学部英米文学科卒。夫は同じく小説家の藤田宜永。出版社勤務、フリーライターを経て、78年エッセイ集『知的悪女のすすめ』(山手書房)を発表。『第三水曜日の情事』(角川書店)で小説家に転向、89年『妻の女友達』(集英社)で第42回日本推理作家協会賞(短編部門)、95年『恋』(早川書房)で第114回直木賞、98年『欲望』(新潮社)で第5回島清恋愛文学賞をそれぞれ受賞する。他に『エリカ』(中央公論新社)『夜は満ちる』(新潮社)など、推理小説や恋愛小説を手がける。


 第18回柴田錬三郎賞(2005年度)
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『蝶のゆくえ』 橋本 治

集英社  税込 1,680円

【内容紹介】
橋本治が現代を見ると、こうなります。
児童虐待、注意した若者に殺された男の妻、恋愛にふりまわされる女性…「普通」のはずの人々の心の動きを淡々と追ううちに、現代の荒廃した世相が浮かび上がる。鬼才の小説集。
橋本 治(はしもと おさむ)
1948年、東京都生まれ。東京大学文学部国文科卒業。在学中からイラストレーターとして活躍。77年作家に転身、同年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作入選。以後、小説・評論・古典の現代語訳・エッセイなど、様々なジャンルで執筆活動を行なう。96年『宗教なんかこわくない!』で第9回新潮学芸賞受賞。02年『「三島由紀夫」とはなんだったのか』で小林秀雄賞受賞。 近著に、『双調平家物語十二』(中央公論新社)、『ひらがな日本美術史6』(新潮社)『嘘つき映画館 シネマほらセット』(河出書房新社)『上司は思いつきでものを言う』(集英社)など。



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